エアコンクリーニングが終わったあと、
「すぐ冷房(暖房)を使っていいの?」「送風って本当に必要?」
と迷う方は少なくありません。
実は、クリーニング直後の運転方法は、カビの再発やニオイ戻りを防ぐうえでとても重要です。
この記事では、神戸エリアで数多くの現場を見てきたプロが、《送風・除湿で乾燥させる理由》《正しい運転手順》《時間の目安》をわかりやすく解説します。
目次
- なぜクリーニング後に「乾燥運転」が必要なのか
- 送風・除湿・冷房の違いと役割
- 正しい運転手順と時間の目安
- よくある誤解と注意点
- 乾燥を習慣化するメリット
- まとめ
- 会社情報・お問い合わせ
なぜクリーニング後に「乾燥運転」が必要なのか
エアコンクリーニングでは、高圧洗浄によって内部の汚れやカビを洗い流します。
その結果、見た目はきれいでも、内部には一時的に水分が残ります。
この水分を放置すると、
- 熱交換器や送風ファンに湿気が残る
- 空気中の菌が再び付着・繁殖する
- 数日後にカビ臭が戻る
といった原因になります。
つまり、洗ったあとにしっかり乾かすことが、クリーニングの仕上げ工程なのです。
送風・除湿・冷房の違いと役割
送風運転
内部のファンだけを回し、空気を循環させて水分を蒸発させる運転。
温度変化がなく、最も安全で確実な乾燥方法です。
クリーニング直後は、基本的に送風が最優先となります。
除湿(ドライ)運転
弱めの冷房運転に近く、湿気を取りながら送風します。
室温が下がりすぎない環境であれば、送風の代替として有効です。
冷房運転
一見乾きそうに見えますが、内部で新たな結露が発生するため、
乾燥目的としては不向き。
クリーニング直後の使用はおすすめしません。
正しい運転手順と時間の目安
クリーニング当日の基本手順
- 作業完了後、窓を少し開けて換気
- エアコンを送風モードに設定
- 30分〜1時間運転
- ニオイ・水滴・異音がないか確認
これで、内部の水分はほぼ乾燥します。
湿度が高い日・設置環境が厳しい場合
- 北向きの部屋
- 風通しが悪い
- 使用年数が長い
こうした条件では、1〜2時間の送風運転がおすすめです。
送風モードがない場合
- 除湿モードで30〜60分
- その後、送風に切り替えられるなら追加運転
機種によって名称は異なりますが、「内部クリーン」「内部乾燥」機能がある場合は、それを使用しても問題ありません。
よくある誤解と注意点
- 「冷房を強くかければ乾く」
→ 内部で結露が増え、逆効果になることがあります。 - 「30分も回せば十分」
→ 軽度なら問題ありませんが、湿度が高い日は不足する場合も。 - 「音がしない=乾いている」
→ 送風音が静かでも、内部に水分が残っていることがあります。
特にクリーニング当日は、「少し長め」が安心です。
乾燥を習慣化するメリット
クリーニング後だけでなく、日常的に乾燥運転を取り入れることで、
- カビの再発を抑えられる
- ニオイ戻りが起きにくい
- 次回クリーニングまで快適さが長持ち
といったメリットがあります。
おすすめは、
- 冷房・除湿を使った日の終わりに送風10〜30分
この習慣だけでも、内部環境は大きく変わります。
まとめ
エアコンクリーニングの効果を最大限に活かすには、
「洗ったあとに、きちんと乾かす」ことが欠かせません。
基本は、
- 送風運転を30分〜1時間
- 湿度が高い日は少し長め
- 冷房直後の使用は避ける
このポイントを押さえるだけで、カビ臭や再汚染のリスクを大きく下げられます。
正しい運転で、クリーニング後の快適さを長く保ちましょう。