お盆を過ぎて、ちょっと気温が低くなってきました。
その為か、エアコンクリーニングのピークは過ぎたかなという感じです。
本日、1990年前後のエアコンクリーニングを対応させていただきました。
①エアコンの内部からニオイはしている
②エアコンの室外機の音がうるさい
③かろうじて冷気は出ている
といった状態のエアコンでした。
こういったケースの場合、まずは正常に動いているか、冷気の温度は適切か、汚れの程度はどうか?
といった点から確認します。
①エアコンの内部からのニオイ
→間違いなく内部は汚れ(特にカビ)ている。また送風ファンも汚れで詰まっている
②エアコンの室外機の音がうるさい
→室外機のコンプレッサーの寿命が間もなくという合図です。コンプレッサーがいつ止まるか分かりませんが、年数が経過している機種ですので、故障したらもう寿命と考えるのが妥当です。
③かろうじて冷気はでている。
→エアコンは吸い口の温度 > 吐き出し口の温度 の差が 8℃~12℃ が正常の範囲です。
今回のエアコンも10℃差がありましたので、エアコンの機能としては正常の範囲です。効きが悪いのは
恐らく送風ファンの詰まりが原因だと推測できます。
では、今回のケースはどうしたか?
お客様が買い替えも視野に入れていた事、②の室外機の音が気になっている事 を話していましたので、
②の室外機の音は治らない事を伝え、クリーニングはしない事としました。
エアコンクリーニングで問題は全てクリアにできません。クリアに出来る事、できない事を正確に伝え、
お客様の判断基準を明確にしてあげる事も我々の重要な仕事だと思います。